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- 2006年10月
- 2006年10月月30日(月)
- カテゴリー: スタッフの日記
作品ギャラリー更新しました
はじめまして、こんにちは。ハッピートイズスタッフのハチです。
本日、「ハッピートイズ作品ギャラリー」を更新しました。ご投稿いただいた個性あふれるトイズの画像・コメントを掲載しています。ぜひご覧ください!
全国のみなさまの、プロジェクトや「ハッピーねこちゃん」への「想い」を知ることができるのも、この作品ギャラリーならでは。中にはこんな感動的なメッセージも…。
娘が生まれてから参加して今年で4年目です。今回は彼女の好きなピンクで作り、名前も付けてもらいました。娘の通う保育園には地震のお見舞いでいただいたリス達がいます。この子もどこかで誰かに遊んでもらえるとうれしいなぁと思っています(^-^) (新潟県 まるまるさま)
※新潟県へは地震にあった子どもたちを勇気づけるためにトイズたちをお贈りしています。(新潟県への寄贈レポート①、②)
ポーズをとっていたり、背景に工夫していたりと、写真にも作品への愛情のほどがうかがえます。ご自身のお子さま用のねこちゃんと、エントリー用のねこちゃんをおそろいで作りました! という方もちらほらいらっしゃいます。「かわいくって手放せない!」とエントリーされない我が家のねこちゃんもお披露目いただけますよ。ぜひコチラのフォームよりご投稿くださいね。※写真が暗いと作品が見づらくなりがちのようです。また、背景がすっきりとしていると作品が際立って見えるようです。これからご投稿の方はどうそご参考に。
- 2006年10月月30日(月)
- カテゴリー: スタッフの日記
届いたトイズたちのご紹介
こんにちは。はじめまして、トイズの開封作業をしていますSUNASUNAです。
ダンボールを開ける度にいろんな個性を持つ素敵なトイズに出会えて、ワクワクドキドキです。みなさまが愛情こめて作ってくださった世界にたったひとつのねこちゃんは、どの国のどんな子どもたちにかわいがってもらえるのかな? 想像するだけでハッピーな気分になりますね。
久しぶりに、届いたトイズたちを紹介いたします。
冬物のコートから生まれた手ざわりが最高の「TORA」くん(左)と「SAKURA」ちゃん(右)。後姿の刺しゅうが素敵なねこちゃんです。おしゃれ!
秋色の「こまめ」ちゃん。おなかの模様がとってもキュートです。
マジシャンねこちゃんの「ナーニャ」。ステッキと鳩の入った帽子を持っていて、夢いぱいです。
オレンジ色で乙女チックな顔の「ハッピー」ちゃん。大きなかばんの中にはごはんとお皿が2つ入っていました。実は食いしん坊なのね。みなさま、付属物は展示や寄贈作業中になくなってしまわないように、できるだけ糸でかがってぬいぐるみ本体と離れないようにしてくださいね。(到着したトイズのうち、離れてしまいそうなものは、子どもたちがいつでも取り外せるようにフェリシモで簡易に糸どめしています)
「Happy Balloon Cats」というチームのねこちゃん。“Happy”とロゴのある風船を持っています。「たくさんのHappyが集まりますように」という思い、ちゃんと届けてくれるはずです。
まだまだたくさんの素敵なねこちゃん、これからも少しずつご紹介していきたいと思います。ここで紹介できないねこちゃんに会いにハッピートイズのお披露目会場にもぜひ遊びに来てくださいね!
実はまだ作ってますという方や、締めきりに間に合わなかったという方も、まだ間に合います。ぜひあなたの自慢のハッピーねこちゃん、送ってくださいね!
- 2006年10月月25日(水)
- カテゴリー: 展示/それ以前
会場のご案内/神戸ファッション美術館
今年のお披露目会場のひとつが決まりました。
神戸市の六甲アイランドにある神戸ファッション美術館のエントランスです。
この美術館は、ファッション産業と文化の振興を目的に、ファッションにまつわる企画展示ならびに多様な資料を保有するライブラリーなどを常設しています。
ハッピートイズの展示は1階エントランスの無料スペースにてご覧いただけます。
現在、神戸ファッション美術館では、「クリスマスアーカイブスコレクション展」が開催中です。
これはフェリシモが所有する世界最大のクリスマスコレクションの中から一部を紹介するものです。今回は、アルザス地方(現在のドイツ)のツリーをメインに、イタリアなどの創作ツリー、そしてクリスマス切手やカードなどを展示しています。
《展示期間:開催中~12月25日(月) ※水曜日は休館》
ハッピートイズの展示に先駆けて、美術館ではハッピートイズのぬいぐるみ制作キット(※)を販売しています。
ハッピートイズの展示前、あるいは展示期間中に神戸ファッション美術館まで持参いただくと、一緒に展示します。ぜひ、一度足をお運びください。
※型紙付きまたは編み図付きのレシピのみの販売で、材料付きのキットは販売しておりません。
- 2006年10月月24日(火)
- カテゴリー: 寄贈レポート
インドネシアの寄贈レポート
この幼稚園は、周辺の貧しい地域に住むこどもたちの教育の機会を広げるために、2003年からYEHが運営しています。
こどもたちの母親のほとんどはこの地域の富裕層の家で家政婦の仕事をし、苦しいながらも生計を立てています。
日本の人が一つ一つ手作りをしてくれたことに、感銘を受けていたようです。
- 2006年10月月17日(火)
- カテゴリー: スタッフの日記
エントリーの締め切り
今日は、クリスマス時期のお披露目展示会のためのエントリー締め切り日でした。
とてもたくさんの「ハッピーねこちゃん」が到着しました。「ねこ」は人気がある動物だからでしょうか!? 例年の締め切り日よりも多くのトイズが到着したように感じます。
明日も到着した箱を開封していきます。まだお手元で制作中の方、あと少しで完成の方も、もうしばらくはお受け付けさせていただきますので、どうぞ自慢の作品をお送りください。
- 2006年10月月16日(月)
- カテゴリー: 寄贈レポート
パレスチナの寄贈レポート
こんにちは。
寄贈担当のMIKAです。
パレスチナのこどもたちに寄贈が実現しました。
今回、パレスチナのこどもたちにトイズを届けてくださったのは日本国際ボランティアセンターの方です。
こどもたちに手渡されたのは今年春のことですが、本日、こどもたちの写真を持ってフェリシモに来てくださいました。
フェリシモでは、ママFの商品の一部につけられた「ママFスマイリー基金」で、パレスチナの幼稚園を通じてこどもたちに牛乳とビスケットを贈る活動を進めており、今回のトイズの寄贈はそれがご縁でお願いしたものです。
日本国際ボランティアセンターでは、パレスチナのガザ北部・中部・南部の6つの幼稚園を支援しています。トイズたちは、支援先である幼稚園と、ベツレヘム地区の難民キャンプにあるこどもセンターのこどもたちに贈られました。
ガザ地区のこどもたち
ベツレヘム地区のこどもセンターのこどもたち
パレスチナでは、イスラエル軍の再侵攻によって、再び緊張が高まっています。
幼稚園によっては、砲撃対象となる地域もあり、こどもたちは庭で遊ぶことすらできない日もあるとか。
ハッピートイズたちが少しでもこどもたちの笑顔につながればと願わずにいられません。
- 2006年10月月 9日(月)
- カテゴリー: スタッフの日記
みなさまから届いたトイズたち(3)
こんにちは。ユーです。
今日も、みなさんから届いたトイズたちをどんどんご紹介します。
トップバッターは、「はな(華)」ちゃん。
みんなの心にいっぱいの花を咲かせますように、というメッセージがついてます。
お花のプリントが愛らしいですね。
ラッキーカラーの黄色のシルクハットがまぶしい「大吉」くん。
幸運が訪れそうな感じですね。
まるでチェックのシャツと紺色のズボンをはいているような「Mimi」ちゃん。
ふんわりしたピンクの蝶ネクタイがかわいいです。
「あなたの希みがかないますように」というメッセージとともに寄せられた、「Nozomi」ちゃん
お耳の星印がチャームポイントの「YUKI」ちゃんは、カラフルな刺しゅうでメッセージが描かれたタグがついていました。
「とむくん」は、アクセントにステッチがほどこされています。
さらに!まるでブーツをはいているかのように、足には布の切り替えが入っていました。シッポも複数の布で作られていました。
同じ型紙、レシピで、これだけ個性豊かなねこちゃんが生まれるんですね。
まだまだたくさん、フェリシモに届いています。
今後も少しずつ、ご紹介してきたいと思います。
みなさまのトイズたちのこともぜひ、教えてくださいね。
※ギャラリーコーナーでは、みなさまのトイズとメッセージを募集中です。
- 2006年10月月 6日(金)
- カテゴリー: スタッフの日記
パッチワークバージョンはじめます(4)
こんにちは。ユーです。
いよいよ、仕上げです。
耳をつけます。
これは私の好みなんですが、ふんわりと前に傾くようにしました。
また、両耳の間隔を近付けて、元気なねこちゃんに見えるようにしてみました。
これで、頭の部分が完成しました。
私のイメージに近づいてきてうれしくなっています。
次に、胴と頭をくっつけます。
間にわたをつめていくと、しっかり安定するとレシピにあったので、そのとおりに。
後で、リボンとかつけるとねこちゃんらしくなりそうです。
胴に手と足をつけていきます。
長い針を使って糸を往復させます。
ハッピートイズは、飾って終わりではなく、最後はこどもたちのところに届くもの。
手や足を持って振り回しても多少大丈夫なように、しっかりとつないでおかなくてはいけません。
できあがりを横から見るとこんな感じです。
最後にしっぽです。
耳と同じように縫いつけました。
そして、完成!
今回は、少しかけ足で紹介しましたが、いかがでしたか?
先週完成したあみぐるみのねこちゃんと、今日のパッチワークのねこちゃん。いずれもぬいぐるみとして一応完成しましたが、これから、いろいろな飾りをつけていく予定です。また、ご報告しますね。
みなさまのトイズもぜひ、ギャラリーコーナーで紹介してください。エントリーをお待ちしています。
なお、クリスマスの展示に参加するトイズの送付締切は、今月17日(火)です。
- 2006年10月月 5日(木)
- カテゴリー: スタッフの日記
パッチワークバージョンはじめます(3)
こんにちは。ユーです。
前回の続き、パッチワークのトイズを作っています。
これまでに、すべてのパーツを縫い合わせることができました。
今日は、わたをつめていきます。
レシピにあるとおり、縫い代部分に切り込みを入れていきます。
縫い目を切らないように注意して。
※実は以前、うっかり切ってしまい、そのパーツだけ、作り直したことがあります。
切り込みを入れたら、パーツを裏返します。
そして、それぞれわたをつめていきます。
まずは、小さい手の部分から。
わりばしをつかって、少しずつつ。
同じように、足、しっぽ、耳、それぞれ縫い代を内側に折り込んで縫いとじしていきます。
頭と胴も同じようにつめます。これは後でつなげるので、このままです。
ひととおり、わたをつめたところです。
中でも、しっぽが細くて長いので、裏返すのが大変でした。あせらず少しずつわりばしを使って裏返していくときれいに仕上がりました。
次はねこちゃんの命!顔をつくります。
ここでずいぶん雰囲気が変わるので、ドキドキします。
まず、鼻をつけました。
立体的に仕上げるのは難しく、1周以上縫ってしまいました。
次は目です。
私はいつも、ボタンは自宅にあるものを使います。
例えば、もう着なくなった洋服があって、汚れていたりして他の人にもあげることができないようなものは、ボタンなどのパーツだけ残して処分しています。
そこから目と、ついでに、後で使う手足をつなげるボタンを選びました。
このボタンなら、つける糸がアクセントになります。
今日はあえて、青色の糸を選びました。
できあがると、こんな感じです。
目は首の返し口から針を入れます。
こんな時、こんな長い針があると便利です。
口は刺しゅう糸を使います。
かわいいねこちゃんをイメージしているので、少し小さなお口にしてみました。
あわせて、ひげもつけました。
これで、顔が完成しました。
今日はここまで。
いよいよ、次回。バラバラのパーツを組み合わせて完成です。
- 2006年10月月 4日(水)
- カテゴリー: スタッフの日記
パッチワークバージョンはじめます(2)
こんにちは。ユーです。
今日は、カットした布を縫い合わせていきます。
レシピでは頭からになっていますが、わかりやすい胴の上下部分から紹介します。
私の場合、まず、縫い合わせる端と端を、まち針で止めます。
縫いはじめは、印をつけた少し外側から、レシピのとおり返し針をしてから縫っていきます。縫い代は片倒し(片方に倒す)ので、縫い線の方向に注意します。
手縫いの場合は、糸がきれたり、縫っている部分がほつれたりしないように、半返し縫いにしましょう。
ぬいぐるみはひとつひとつのパーツが小さいのですぐ縫い上がります。
片倒しとは、こんな感じ。縫い代は通常表に透けないように濃い色目の布側の倒すことが多いようです。
今回は、胴の下、お尻の部分から縫っていくので、上に倒しました。
縫い合わせる時、切った布だけだとどちらを合わせるのかわからなくなる時があります。そんな時、型紙を常に近くに置いておくと便利です。
これから縫うのはちょうど胴の中心になる部分です。
縫い合わせた時に上下を止めたところが揃っているとキレイに仕上がるので、まず、そこをまち針で止めます。次に、少し斜に曲がる部分にもまち針を止めます。
両端もまち針で止めて完了。ていねいに仕上げたい場合は、ここで縫い線の約0.2ミリほど外側を仮縫いをするといいそうですが、ちょっと時間がないので省略しました。
型紙から写した縫い線がずれている場合もあり、縫っている時にずれてくる危険もあるので、私は絶対にずれては困る部分から縫いはじめるようにしています。
胴の前2枚を縫い合わせる場合は、下(お尻の部分)から縫っていきます。
上下を縫い合わせている部分は更にていねいに縫います。生地が倍の厚みになっているので、少し多めに返し縫いをしています。
胴の後ろも同じように上下をつなぎ、左右2枚を縫い合わせます。胴の前と同じように上下をつないだ部分がずれないように、そこをまずまち針で止めて、両端を止めていきます。
ここでは、ハッピートイズのタグをつけます。忘れないうちに用意しておきましょう。
同じように、下(お尻の部分)から縫っていきます。
途中まで縫い終えたら、タグを縫う位置を決めてまち針で止めます。この時、方向に注意しましょう。こんなふうに、中表です。
タグが少し厚いため、縫いにくくなりますが、縫う時は特にていねいに。
完成しました。表からみるとこんな感じ。
次はいよいよ胴の前と後を縫い合わせます。
ずれてはいけない下(お尻の部分)からまち針で止めていきます。全部止めると縫いにくくなるので、胴の下部分だけとりあえず止めました。
本当なら、ぐるっと1本で縫うべきところですが、私は不器用なのでずれるのが心配。
なので、半分ずつ縫うことにしました。こんな風に、下(お尻の部分)から、それぞれ縫っていきます。途中であらたに両端をまち針で固定して、端(首)まで縫います。
片側を縫い終えたら、もう片側を下(お尻の部分)から端(首)まで縫います。
次は手を縫ってみます。わたを入れる返し口のところを印として、2枚を合わせ、まち針で止めます。
縫いはじめてみると、型紙から写した縫い線がずれていたため、両面の縫い線があいません。ここで無理に合わせようとして布をひっぱったりすると、後で表に返した時にひきつったりする場合があるので、縫い代が残る程度なら気にせずに片面の縫い線に合わせて縫っていきます。
残ったパーツも、同じように縫い合わせていきます。
頭の部分は、胴と同じように、3枚の布が重なる部分などを注意して縫い合わせていけばきれいに仕上がります。
それから、縫う前に、布にシワが残っているようなら、最初にアイロンをかけておくときれいに仕上がりますよ。
続きはまた次回、ご報告します。
- 2006年10月月 3日(火)
- カテゴリー: スタッフの日記
パッチワークバージョンはじめます(1)
こんにちは。ユーです。
いよいよ、締めきりまで残すところ2週間になりましたね。
私もいよいよパッチワークバージョンを作ります。
今日はまず、布をカットするところからです。
パッチワークバージョンは何度か作ったことがあって、布はあるものを適当に組み合わせたりしていたのですが、今回はレシピどおりに作ってみたいと思います。
自宅にあるものの中から、少しかわいいねこちゃんの仕上がりをイメージして、ピンクや花の模様の布をいくつかセレクトしました。
今回使う布はいずれもお洋服などの布ではないのですが、これまでにトイズを作るのに使った布も混じっているため、懐かしい気持ちになります。
これまでに作ったトナカイやリスなどが頭に浮かんできます。
レシピには、まずカット線にそって型紙を切り、一旦カット線をなぞっていくところからはじまっていますが、私の場合少し横着して、縫い線を描いた後、縫い代を目安ではかり直接布をカットしています。
もちろん、縫い代の幅が揃っているほうが実は断然仕上がりがきれいです。
みなさまのやり方でチャレンジしてくださいね。
型紙を最初にすべて切るもうひとつの理由は、持っている布でそのパーツがとれるかどうか確認するためです。
今回は少し大きめの布を選んでいるのであまり問題はありませんが、ときどきほんの小さな布で作ることもあるので、確認することがあります。
さあ、布のセレクトです。
私の場合、どこに何を使うのかは、一番最初に顔になる部分から決めています。
今回は、この3枚。
縫い線を描いたら早速布をカットしていきます。
顔になる頭の前の部分ができました。
今回は、少しずつ布を決めて、それぞれ切っていきました。
次は、胴の下部分を選びました。
今回のレシピのとおりに作ると、前と後ろはそれぞれ同じ布で作られることになります。
また、前の部分は、頭の布を決めた時に決まっていることになっているので、そのとおりにしました。
同じように縫い線を描いて、カットします。
こうして、パズルを組み合わせるように、布を決めてカットしていきます。
すべて完成しました。
今回は、どのパーツが組み合わさるのかわからなくならないように、あとで縫い合わせる布を2、3枚ずつまとめて、糸で止めています。
ここまでが、実は意外に時間がかかるものです。
次回から、いよいよ縫い合わせていきます。
- 2006年10月月 2日(月)
- カテゴリー: 展示/それ以前
ハッピートイズの展示/お披露目展示会場について
みなさん、こんにちは。
スタッフのユーです。
続々とフェリシモに到着する「ハッピーねこちゃん」たち。
今年もクリスマスシーズンにお披露目展示し、たくさんの方々に見ていただいた後、国内外に寄贈することが決まっています。
今日は、お披露目展示会場について、ご紹介します。
「ハッピートイズプロジェクト」がはじまって9年、ずっとメイン会場となっているのが、「神戸朝日ビルディング」1階ピロティです。
「神戸朝日ビルディング」がある地区は、旧居留地と呼ばれています。1868年の兵庫開港によって、外国人のための区域、居留地として設けられたところです。1899年に制度の解消によって、日本に返還されましたが、その後もファッションや、スポーツ、洋風建築など、世界の文化を受け入れる窓口として、発展してきました。その影響もあり、大正から昭和初期に建てられたレトロなビルが多く残っています。
「神戸朝日ビルディング(旧朝日会館)」もその中の1つです。
1987年頃の旧朝日会館
(大木本美通さん撮影)
昭和9年に神戸証券取引所として建設された旧朝日会館(写真)の外観を生かした形で、1994年に現在のビルが完成しました。25階建ての高層ビルですが、1995年の阪神・淡路大震災にもビクともしませんでした。旧朝日会館のシンボルだった大きな柱を残して、1階部分に広いピロティが作られており、「ハッピートイズプロジェクト」はこの広いスペースにて、「神戸朝日ビルディング」の協賛をいただいてお披露目展示会を開催させていただいています。
「ハッピートイズプロジェクト」のお披露目展示会場は、1995年から神戸で開催されている光の彫刻作品「神戸ルミナリエ」の誘導通路に面していますので、「神戸ルミナリエ」と共に毎年多くの方にご観覧いただいています。今年も以下の日程で神戸会場でのお披露目展示会を行いますので、みなさまぜひご観覧ください。
<2005年の展示風景>
◆フェリシモハッピートイズ2006◆
神戸三宮会場のご案内
会場:「神戸朝日ビルディング」1階ピロティー(観覧無料)
(兵庫県神戸市中央区浪花町59番地)
期間:2006年12月4日(月)〜25日(月)
時間:8:00〜21:00頃を予定
※曜日により開場時間短縮や延長の場合があります。
なお、「神戸ルミナリエ」開催期間中は交通規制の関係で、夕刻は「神戸朝日ビルディング」に近付きにくくなっています。「ハッピートイズプロジェクト」だけをご覧になりたい方は、ルミナリエ開催期間の前、またはルミナリエ会期中はお昼間もしくは交通規制開始時間の前にお越しいただくと便利です。
※ルミナリエ開催期間:12月8日(金)〜21日(木)