フェリシモ ハッピートイズプロジェクト

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ハッピートイズ通信 こどもたちへの寄贈の様子など、プロジェクトの最新情報をお届けします。

2007年4月月20日(金)
カテゴリー: 寄贈レポート

ベトナムの寄贈レポート

2005年誕生したハッピーバードがベトナムに寄贈されました。今回寄贈の協力をいただいたのは、「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」のスタッフです。

ベトナムの地方農村部や山岳地域では、家庭の経済状況などにより育児環境を重視した教育施設が不足しているそう。幼稚園もありますが、教育の質やこどもの発育の重要性が意識されていないようです。「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、2003年から現地で幼児教育事業を行っていて、今回、その経験とネットワークをいかして地元の幼児施設に寄贈を進めてくださいました。届けられたのは、チャンイエン郡フンティン村と、ルックイエン郡ムオンライ村の8つの幼児クラスです。そこには、おもちゃなどはほとんどなく、先生らが自ら牛乳パックや缶、竹などを加工した手づくりの遊び道具のみがあったそうです。今回、幼稚園の先生によって、ぬいぐるみのモチーフとなった動物の性質や、身体の名前、また、動物の数え方や歌など、ハッピートイズを使って教える機会も作られるそうです。
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受け取った現地の方からの声も届いています。

「このぬいぐるみ支援は経済水準の低い山岳部にある村にとってはとても重要で、こどもたちの教育にもふさわしいものです。フンティン村では幼稚園の設備は整っておらず、教室さえ十分でない上に経済的にも厳しいため、こどもたちにおもちゃを買ってあげることさえできませんでした。村の人々は、フンティン村をはじめとするベトナムのこどもたちに関心をもってサポートしてくださる日本の方々にとても感動しています」(フンティン村人民委員会委員長 Nguyen Van Dinhさん)

「このようなきれいなおもちゃをいただいて感謝しております。この幼稚園のこどもたちはこれまでにこんなにかわいいぬいぐるみを持ったことがありません!」(ムオンライ村幼稚園副園長 Hoang thi Thuongさん)

ハッピートイズが、こどもたちのおともだちになるばかりでなく、こどもたちにどうぶつのことを教えてあげるきっかけになれるなんて! わたしも大発見でした。今後の寄贈の参考にしようと思います。寄贈担当のMIKAでした。

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