フェリシモ ハッピートイズプロジェクト

バックナンバー

ハッピートイズ通信 こどもたちへの寄贈の様子など、プロジェクトの最新情報をお届けします。

2011年3月月23日(水)
カテゴリー: 2010年度2011年度

寄贈エントリーの締め切りについて

このたびの東北地方太平洋沖地震において大きな被害に遭われたみなさま、ならびに関係者のみなさま方へ心よりお見舞い申し上げます。

2010年度のキャラクター「ハッピーうさちゃん」の世界のこどもたちへの寄贈エントリー締め切りが、2011年3月24日(木)となっております。

震災の影響に直面している中ですので、寄贈エントリー締め切りに関して、柔軟に対応させていただきたいと存じます。

つきましては、しばらくの間、2010年度のキャラクター「ハッピーうさちゃん」の完成作品に関しまして、フェリシモへお送りくだされば世界のこどもたちへ寄贈をさせていただきます。

本日も、東日本方面からも「ハッピーうさちゃん」が到着しております。
こどもたちへの手づくりを通じたあたたかい気持ちが込められたぬいぐるみを確かにお受け取りいたしました。

ハッピートイズ事務局では、東北地方太平洋沖地震の被災地域の寄贈支援も検討しております。フェリシモの「東北地方太平洋沖地震」に伴う救援物資の支援活動と連動しながら、支援先の要望に沿った寄贈支援につながりますよう検討して参ります。
実施内容詳細等については、順次この「ハッピートイズ通信」にてお知らせいたします。

2011年3月月23日(水)ページトップへ

2011年2月月25日(金)
カテゴリー: 2010年度寄贈レポート

ミャンマーから届いたハッピートイズvol.3

前回に続き「ミャンマーから届いたハッピートイズ」をお届けします。ミャンマーからハッピートイズが届くことになったのは、AMDA社会開発機構のスタッフのみなさまのご協力によるものです。

今日は、AMDA社会開発機構のスタッフ“林さん”に伺ったお話を、みなさまにご紹介したいと思います。

*-*ハッピートイズ作製話 ~AMDA本部スタッフ編~*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

こんにちは。AMDA社会開発機構でミャンマー事業を担当しております“林”と申します。私たちはFELISSIMOの「地球村の基金」からのご支援により、ミャンマーで2つのプロジェクトを実施しています。このたびはその活動地のひとつ、メティラ郡の女性へハッピートイズの製作にトライアルする機会をいただきました。

最初にお話を聞いたとき、私はあまり心配していませんでした。なぜなら、発展途上国の人々は、何でもモノを購入できるわけではないため(十分なモノがなかったり、購入するお金がなかったり)、比較的身近にモノを作れる人がいるので、きっとハッピートイズを作ることができる人もいるだろうと思っていたのです。

早速現地事務所へ連絡してみると、同じ意見。しかし、「作り方などイチから教えなければならないので、そのための手助けがほしい」とのこと……。

「それはそうだ!! 写真で見る方がわかりやすいはずよね……。それなら、私が作りながら手順を写真に撮って送ります!」 ミャンマー事業の担当として、意気揚々と始めた私。それまでに聞いていたお話から、私自身トイズの製作はそれほどむずかしいと思っていませんでした。しかし実際にやってみると、それなりに作業が細かい上、1枚の型紙をかたどっては写真、次の1枚をかたどっては写真、布を切っては写真、その次の布を切っては写真、縫っては写真、角度を変えて写真……と、作業工程のひとつひとつを写真に収めることによって遅々として製作が進まず、予想以上の時間がかかってしまいました。

12月のお披露目展示会も近づいていたため、毎晩少しずつでも進め、翌朝、写真に作業工程の番号を打って、現地へメールで送信していきました。

1_2 2_3
3_5 4_3
※写真の部分をクリックすると拡大写真もご覧いただけます。

一方現地では、AMDAの日本人スタッフが現地スタッフに作り方を英語で説明し、現地スタッフが進んで試作をしてくれたそうです。その試作と私が送った写真を見ながら、現地スタッフが、日本へ送るハッピートイズを製作してくれたメティラ郡の女性たちに作り方を説明してくれました。

実際に彼女たちが製作を始めると、やはり私の予想通り、彼女たちはあっという間に仕上げていったようで、写真もまだ送っている途中だったのに、現地からは「もう写真は送らなくていいですよ!」との連絡が来ました。「素晴らしい!!」と、彼女たちのすごさに驚き、感心し、また手間のかかる作業から解放される喜びと同時に、私の完成品を見せることができなかった残念さを感じたのは言うまでもありません……。

そして、とりあえず写真の送付は一旦止めた数週間後、現地から10体のハッピートイズが送られてきました。そのどれもが個性にあふれていて、製作者の写真と合わせて眺めていると、作者の声が聞こえてくるような素晴らしいものでした。

FELISSIMOのお客さま、このプロジェクトの支援者のみなさまに、メティラ郡の女性たちの作品とメッセージをレポートを通じてお届けすることができたことを非常にうれしく思っています。

そして最後に、すっかり手を止めてしまった私のトイズですが、次にまた別の途上国の女性たちにハッピートイズ製作のチャンスが訪れたときのために、完成までその手順を写真に収めていくというミッションは終わっていません。
なかなか大変な作業ではありますが、トイズを作っていると私自身とてもなごやかでしあわせな気持ちになれること、またこのトイズ作りを通して途上国の人々にも同じような気持ちを持ってもらえること。そして、それぞれの気持ちのこもったハッピートイズが、日本の製作スタッフみなさまと途上国でハッピートイズを製作してくれた人々の心の交流もはたしてくれることで、お互いがますますしあせになれるであろうことに思いを馳せながら、私のトイズを完成させたいと思います。

7_2 5_4
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

2011年2月月25日(金)ページトップへ

2010年9月月27日(月)
カテゴリー: 2010年度寄贈レポート

ザンビア共和国のこどもたちへの寄贈レポート

ザンビア共和国のこどもたちへの寄贈レポートが現地より届きましたのでご紹介いたします。

今回はハッピートイズを「特定非営利活動法人AMDA社会開発機構」の協力を得てザンビア共和国のこどもたちに贈りました。

AMDA(アムダ)は、2004年より、首都ルサカ市の低所得者居住区において貧困層を対象とした結核対策事業に取り組んでいます。 現在、ザンビア共和国ルサカ市およびその近郊7箇所で、結核治療ボランティアを育成し、ボランティアによる 1.ヘルスセンター結核コーナーで、服薬の説明など治療アシスタント活動 2.結核患者家庭訪問活動 3.コミュニティーでの保健教育活動などを継続しています。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
AMDA Zambiaの活動地のひとつ、ルサカ市マテロ地区の15歳以下の小児結核患児を対象とし、ザンビアの子どもたちへの支援のためのイベントを8月25日に行いました。 当日は60名の子どもたちとその兄弟や保護者、合わせて150名近くが集まり、身長および体重測定、結核教育、栄養教育、寸劇、紙風船での遊び、高タンパク栄養補助食料の配布、そしてこのイベントにあわせて貴社よりお送り頂きました「ハッピートイズ」と「幸福のチョコレート」の贈呈、と盛りだくさんなイベントとなりました。

6月中旬、日本からの長い長い道のりを旅してきたハッピートイズの箱を開けて驚きました。
皆様の手作りのハッピートイズはひとつひとつが個性にあふれてかわいらしく、私達スタッフも思わず歓声を上げて作業の手を止めてしまうこともしばしばです。
センスの良い小さな飾り、タグにつけている名前と皆様からのメッセージ、細いところまで愛情が感じられ、これはしっかり子どもたちに届けなければ、と決意を新たにしました。

8月25日の開催当日は、現在結核治療中の子どもたち60名が次々に会場に現れ、ご両親も合わせて150名あまりの参加者であっと言う間に部屋がいっぱいになってしまいました。
受付で身長と体重を計り、始まりの挨拶をして、午前中は結核と、バランスのとれた食事についての話です。真剣に話しを聞くお母さんと一緒に、配られたフルーツジュースを飲みながらおとなしく話しを聞いている子、退屈してちょこちょこ歩き回っている子、会場は活気にあふれていました。

まじめなお話の後は、地元の劇団が会場の庭で子どもたちに歌とダンスを披露し、結核をテーマにした寸劇をユーモアたっぷりに演じて、場内は何度も笑いに包まれました。
お昼は庭で結核治療ボランティアの女性陣が、大鍋でつくった主食のシマ(トウモロコシの粉を練ったもの)、フライドチキン、4種の野菜炒めを大盛りにふるまってくれました。
Img_9615 Img_9606 Img_9548 Img_9550

そして午後はお待ちかねのハッピートイズとの対面です。ひとりひとりの名前が呼ばれ、はにかみながら出てくる子や心配そうに出てくる子、皆に次々にハッピートイズが手渡されました。
Img_9629 Img_9633 Img_9636 Img_9638
Img_9640 Dscn2804 Img_9652 Img_9655

ハッピートイズはチテンゲというザンビアの伝統的な布でできた小さなポーチを下げていて、その中に「幸福のチョコレート」が入っています。
意外なことに、チョコレートはすぐに食べてしまうのかと思いきや、どの子も皆、食べずにポーチの中に大事に戻していました。 家に持ち帰って、兄弟姉妹で分け合うのだそうです。
最後に参加者たちは高タンパク栄養補助食料を受け取って笑顔で帰っていきました。
Img_9670 Img_9688 Img_9692 Img_9694
Img_9695 Img_9697 Img_9701 Img_9741

結核は治療に6-8ヶ月かかり、その間子どもたちは毎日薬を飲み続けなければなりません。どうして毎日にがい薬を飲まなければならないのか、小さな子どもにはなかなか理解ができません。病気について理解できる齢の学齢期の子どもには別の問題があります。結核は人に移る病気、ということで嫌がられ、差別をなくす運動が広がりをみせているものの、まだ時には、結核の児童が遊び友達の輪に入れてもらえないことも起きてしまうのです。

今日は笑顔でいっぱいの子どもたちの中にも、つらい思いをした子もいることでしょう。
ハッピートイズをショールで幾重にもくるんで、両手で大切そうに抱きしめて帰る女の子、きっと今晩はこの新しいお友達と一緒にねむるのかもしれません。

朝早くから夕方までのイベントで、スタッフはぐったりと疲れきっていましたが、子どもたちの笑顔に、日本からの小さな幸せが確かに届けられた、と感じた一日でした。

2010年9月月27日(月)ページトップへ

2010年9月月 1日(水)
カテゴリー: 2010年度寄贈レポート

フィリピンのこどもたちへの寄贈レポート

ハッピートイズ1,500体を「国境なき子どもたち」の協力を得てフィリピンのこどもたちに贈りました。

現地レポートが届きましたのでご紹介いたします。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
2009年9月16日、台風16号がフィリピンルソン島を直撃し、マニラ首都圏と近隣地域が水害に見舞われました。「国境なき子どもたち(以下、KnK)」の活動地域、カロオカン・ノース市バゴンシーラン地区でもKnKの支援対象者を含むスラムの約400世帯の貧困家庭が大きな被害を受けました。

台風によって家が壊され、日用品なども流されてしまった彼ら。「また台風の被害に合うんじゃないか」といった不安を抱えているこどもたちに、KnKは心理社会的ケアの一環として、2009年から引き続いてセラピーセッションを行っています。そこでは約200名のこどもたちが歌を歌ったり、輪になって遊んだり、絵を描いて想いを表現したり、災害の不安を忘れ、こどもらしく遊ぶ彼らの笑顔があります。そんな彼らの笑顔を一層明るいものにしてくれるのが、みなさまからご寄贈いただいたハッピートイズです。

ハッピートイズの寄贈時は、混乱しないよう、こどもたちに整列してもらったのですが、それでもみんな早くハッピートイズに触れたくて落ち着かない様子。

Photo

スタッフがひとりひとりに声をかけながらプレゼントしたハッピートイズを、大事そうに抱えて袋から出そうとしないこどももいれば、早速袋から出してお友だちのハッピートイズと比べっこをしている子もいます。

Photo_2

「家にいるお姉ちゃんに早く見せたい!」と帰りたそうにしているこどもの姿もあります。

2

こどもたちに感想を聞いてみると、こんなにキレイな人形で遊んだことはないと口をそろえて言います。中には「新品の人形をもらったのは生まれて初めてです。とてもカワイイし、本当に嬉しい!ありがとう」という10歳の女の子もいました。

Photo_5

台風の被害を忘れ笑顔になるこどもたちを見て、KnKのスタッフも自然と笑顔になりました。

Photo_6

多くの笑顔を作ってくれた、ハッピートイズ。心を込めて作ってくださったみなさまのご厚意に感謝いたします。
ありがとうございました。

認定NPO法人 国境なき子どもたち フィリピン プロジェクト・コーディネーター 久野由里子
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

2010年9月月 1日(水)ページトップへ

2010年8月月 2日(月)
カテゴリー: 寄贈レポート

ヤンゴンとエヤワディ(ミャンマー)への寄贈レポート

2009年4月にハッピートイズ2,000体を「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の協力を得てミャンマーのこどもたちに贈りました。
その際のレポートが「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」より届きました。現地からのレポートをぜひご覧ください。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
2008年5月3日未明に超大型サイクロン「ナルギス」がミャンマーを直撃し、ミャンマー政府、国連、アセアン合同調査報告書によると、死者約8万4千人、行方不明者5万3千人、被災者数は240万人にものぼると報告されています。特に被害の大きかったエヤワディ管区では、住民の75%~95%が被災し、住居を追われた被災者約80万人は、学校や僧院での共同生活や、簡易テントでの避難生活を余儀なくされました。今回のサイクロン被害による死者・行方不明者の半数以上が、18歳以下の子どもたちといわれています。

セーブ・ザ・チルドレン・ミャンマー事務所は、これまでにサイクロンが襲ったヤンゴン及びエヤワディの両管区を中心に、被災者約60万人以上(そのうち子ども22万5千人以上)に対して食糧や生活物資の配給、巡回医療サービス、被災家族への現金支給、学校校舎の再建、子ども保護のチャイルド・フレンドリー・スペースの設置などの緊急支援を実施してきました。

1
ハッピートイズを子どもたちに届けるための移動手段であるボート

2
ハッピートイズを子どもたちに届けるため水路移動中のスタッフ
(ボートにて)

3
ハッピートイズを手渡すSCスタッフ
(ンガー・ダン・タ・ヤー村)

4
遊んで汚れてしまったハッピートイズを大事そうに抱える子ども
(ヤー・ウィン・ライ村)

5_3
ハッピートイズを受け取りうれしそうにほほ笑む子ども
(ンガー・ダン・タ・ヤー村)

6
ハッピートイズを受け取った子どもたち
(カンニ村)

ハッピートイズを受け取った子どもたちは、とてもうれしそうにハッピートイズと一緒に遊んでいます。遊ぶとき以外はビニール袋に入れて大切に保管し、大事な宝物として扱っています。

「とてもうれしいです」─イェウィンレー村のテッ・ター・ワイちゃん(6歳女の子)。
「ぬいぐるみがあると、ひとりでもほかの子どもたちとも遊べるので、親として非常にうれしい。」─ガー・ダン・タイヤ村のマティントゥリさん=シャザーウィン・ウィン君(9ヶ月男の子)の母親。

ハッピートイズは子どもたちが子どもらしく遊ぶ時間を作るために役立っています。またぬいぐるみというプレゼントを贈ることで、周りの大人やコミュニティが子どもたちのことを気にかけているというメッセージを送ることができました。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

2010年8月月 2日(月)ページトップへ

2010年7月月12日(月)
カテゴリー: 2010年度寄贈レポート

ジブチ共和国への寄贈レポート

2010年の4月にハッピートイズ2006年のキャラクター「ハッピーねこちゃん」7体を『ジブチ共和国』に寄贈した際の写真が届きました。現地からのレポートをお届けします。

真心は大海原を超えて ~7匹のネコたち、アフリカで大活躍!!~

アフリカ北東部に位置する人口70万人の小国『ジブチ共和国』にハッピートイズが届きました。

フェリシモのお客さまが真心込めて作られたかわいいネコのハッピートイズ7体を、難民キャンプの診療所内にある栄養補給センターに寄贈しました。
Imgp3757s
贈呈式では、「これまでは治療を受ける何日ものあいだ、子どもたちは何もすることがありませんでしたが、今後はこのネコ達が子どもたちの良き遊び相手となってくれるはずです。日本からの心のこもった素晴らしい贈り物に大変感謝しています」と喜びのコメントが寄せられました。ご覧の通り、子どもは早速ぬいぐるみの手をとって遊び、母親も笑顔です。
Imgp3762s
ジブチ共和国は多くの日本人には馴染みの薄い国かもしれませんが、近年、隣国にあるソマリアの海賊対策の自衛隊駐留地として、日本との関係が深まっています。
そしてこの国において、(特活)AMDA社会開発機構は、激しい内戦により住み慣れた土地を追われた多くのソマリア難民を中心に、1992年より医療支援を実施しています。

難民キャンプ内には診療所と栄養補給センターを設置しており、1日に平均10人近く、多い時には40人近くもの重度の栄養失調児が、栄養状態が改善するまで何日ものあいだ治療を受け続けなければいけません。これからはネコ達がこの子どもたちを励ましてくれることでしょう。
フェリシモさま、そしてこのぬいぐるみを真心込めて作ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

2010年7月月12日(月)ページトップへ

2010年7月月 9日(金)
カテゴリー: 寄贈レポート

インドへの寄贈

植林活動によって“象”が戻ってきた「フェリシモの森これまでに誕生した森の紹介」のある、インド、ジャルカンド州にあるジャルバグダ村。
P1000236_4

先ごろ、フェリシモのスタッフが訪れた現地の住民集会で、ハッピートイズ2009年のキャラクター「大きなゾウさん」をプレゼントすることをお約束しました。

住民集会に集まったたくさんの村の人々に『フェリシモ ハッピートイズ』の趣旨をお話ししました。その一体一体が日本全国から参加いただいた“製作スタッフ”のみなさまが手づくりしてくださったものであること、こどもたちの笑顔や未来を思う贈り手であるぬいぐるみを作られた方の気持ちが詰まっていることなどを通訳の方を介してしっかりお伝えしました。
P1000225 P1000232

そして、先行して2体のぬいぐるみのプレ贈呈式が行われました。手にしたこどもたちは目を輝かせ、うれしそうに「大きなゾウさん」をしっかりだっこしていました。
P1000235 P1000238

この夏、インドのジャルカンド州や西ベンガル州の24の村のこどもたちに、たくさんの「大きなゾウさん」をお贈りする予定です。

2010年7月月 9日(金)ページトップへ

2010年5月月19日(水)
カテゴリー: 寄贈レポート

中国四川省涼山のこどもたちからの手紙

2009年度のキャラクター「大きなゾウさん」を贈った中国四川省の涼山のこどもたちからお手紙をいただきました。

その一部をご紹介します。

Photo_2

こんなに貴重な贈り物をいただいて、とても光栄です。
わざわざ遠いところから私たちに貴重な象さんを贈っていただいて、大変感謝しております。
私はこの象さんが大好きです。食べるときも寝るときも、学校に行く時も、家にいる時も、象さんを手元から放せません。
こんなに面白くかわいいおもちゃが来なかったら、私たちはこの楽しい気持ちになりません。
本当に心から感謝します。私は必ず努力して勉強して、恩返しをします。

2010年5月月19日(水)ページトップへ

2010年2月月 5日(金)
カテゴリー: 寄贈レポート

ホンジュラスから届いたおたより

本日は、ホンジュラスから届いた素敵なおたよりをご紹介します。
おたよりをくださったのはM.Aさま(イニシャルでご紹介させていただきます)、遠くホンジュラスで国際支援の活動をされていらっしゃるそうです。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

青年海外協力隊の助産師隊員として2009年10月から中米のホンジュラスという国で活動している者です。

私は、日本で生活していたほんの少し前まで毎月フェリシモを利用して買い物を楽し
んでいました。

しばらくはそんな楽しみもお預けなのですがここホンジュラスでうれしいうれしい出
会いがあったのでメールさせていただいています。

私はホンジュラスの首都から約100kmほど離れたエルパライソ県ダンリ市サンタマリ
ア地区というところの母子クリニックで活動しています。

先日、地域住民の健康ボランティアが集まる会合があり私も参加していました。

そこでクリスマスプレゼントとしてぬいぐるみが配られたのですが…

なんとフェリシモハッピートイズのタグが!!

まさか、中米にきてそして中南米でも最貧国といわれる国でそしてホンジュラスの中
でもへき地といわれるような地域にきてまさかフェリシモの文字を目にするとは思っ
ていなかったので本当にびっくりしました。

よく探してみればエイズに関するパンフレットにもフェリシモのマークが入っていた
りして私が知らないところでたくさんのことを手がけていらしたのだとこの地に来て
初めて知ることになりました。

ハッピートイズのことも目にしてはいたものの日本にいたときはほとんど興味をもつ
こともなくまたフェリシモメリーでポイント交換するときもほとんど自分のためだけ
にポイントを使っていたことをここにきてとても恥ずかしく感じます。

ハッピートイズが配られた時に写真を撮ったので心をこめてつくってくださった方々
に見ていただく機会があったらよいのですがこのフォームからは送ることができない
ようなので、今回は添付をあきらめますが何かの機会があればぜひ見ていただけたら
と思います。

日本という国にいながら世界の国々の人々に思いを馳せ、協力できることを考えてい
くということは簡単なことではないように思います。

けれどたくさんの方が世界に目をむけ、自分のできることをちゃんと考えて実行され
ているのですよね。

私も、協力隊の隊員としてももちろんですがひとりの存在としてできることを考え、
動いていきたいと思っています。

いろんなことを考える機会をいただけたことに感謝して。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

さらに現地のお写真もお送りいただきました。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

丸い地球の反対側で温められた想いが形となって届いた現場をみた者として
その感動を分かち合ってくださる方がいたらと思ってます。

現場の空気が伝わる写真ではないかもしれませんが
保健所で毎月開かれる、健康ボランティアの会合でクリスマスプレゼントとしてハッピートイズが配られたときの写真を添付させていただきます。

健康ボランティアの会合には保健所のスタッフだけでなくAMDAという組織のスタッフも参加しており、トイズはAMDAのスタッフが持ってきてくれました。

私は青年海外協力隊の隊員として保健所と共に活動しておりますし、
活動を始めたばかりでスペイン語のコミュニケーションもまだままならないためどのような経緯でAMDAにトイズが渡り、保健所に持ち込まれたのかは不明なのですが
エイズの予防活動の一環かと思われます。

遠く離れた日本からハッピートイズとともに届いたエネルギーで私も改めてこの地での活動に励みたいと思うことができました。

感謝の気持ちをこめ、
誰かのエネルギーにつながっていくことを信じてこのメールを送ります。また、この機会をいただいた皆様のお役にたつことができたら幸いです。

ホンジュラスより M.A

Cimg1644_2 Cimg1647

Cimg1645 Cimg1646 Cimg1648
※写真の部分をクリックすると拡大写真もご覧いただけます。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

2010年2月月 5日(金)ページトップへ

2010年2月月 1日(月)
カテゴリー: 寄贈レポート

中国四川省涼山への寄贈報告

2009年度のキャラクター「大きなゾウさん」が、中国四川省の涼山のこどもたちへ寄贈された一報が届きましたのでご報告します。

中国人スタッフから届いたレポートと写真をご紹介します。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
ハッピートイズを「西昌市斗牌小学」の200名の学生達に配りました。
皆がすごく興奮していました。象さん達がすごくきれいで、学生達も先生達もうれしくて、ぜひ感謝の気持ちをfelissimo及びfelissimoの会員さん達に伝えたいと思っております。
「かしゃしゃ」。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「かしゃしゃ」とは、イ族(彝族)の言葉で、感謝という意味だそうです。

Dsc04686 Dsc04682

Dsc04688 Dsc04679

Dsc04694 Dsc04698

Dsc04699 Dsc04702

Dsc04703
※写真の部分をクリックすると拡大写真もご覧いただけます。

2010年2月月 1日(月)ページトップへ